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IoTとは

近頃IoTという言葉をよく耳にしますが、これはInternet of Thingsの頭文字で、直訳すると、モノのインターネットとなります。

モノのインターネットとは具体的に何を指すのでしょうか。これまでは、パソコンやスマートフォンといった通信機器を介してインターネット通信を行っていましたが、これからは電化製品・自動車などあらゆるモノが直接インターネットの通信機能を持つようになり、その結果これまで考えられなかったようなサービスが提供され、さらにその範囲もますます広がっていくことが期待されています。

ほんの一例ですが、これまでトラックの故障は大抵突然起こるものでしたが、IoTにより、あらゆる車両の情報がインターネットを介してメーカーに収集・蓄積され、メーカー側はそれらの情報の解析を行い、これから事故が起こる可能性が高い車両や故障の予兆が出ている車両をピックアップし、それらの情報を車両の使用者に通知することで、使用者は早めの整備を行い故障を予防する、といったサービスが展開されています。

あらゆるモノがインターネットとつながっている、ということはとても便利な反面、大切な情報がインターネット上に流出したり、インターネット経由で悪意のあるモノが侵入してきたり、ネットワーク障害が発生したり、というリスクも常に隣り合わせとして考えられますので、私たちユーザー側も、ますますリテラシーの強化に努める必要がありあそうです。